観てから読むのも・・・

先週、Aサヒの読書欄に、先月読了したばかりの書籍が紹介されていました。

下の『量子テレポーテーションのゆくえ』です。アリスとボブが、ドナウ川を挟んで量子テレポーテーションの実験を行うと云うお話です。この量子テレポーテーション、最近では内外のSFやミステリーでも取り上げられていて、

上の、今年のミステリー大賞の5位に選ばれた、佐藤氏の表題作では、まんまタイトルにも使われていますし、

数ヶ月前に発売されたこのアンソロジーの最後に収録されている、『火星の人』で、一躍有名になった、A・ウィアー氏の短編では、この量子もつれを用いて、カジノの量子コンピュータと自分の量子コンピュータを同期させて、カジノの売り上げを掻っ攫うと云う、痛快な内容でした。そんな中、数日前のAサヒの夕刊にはこのやうな記事も、

昨年まで、池澤春菜嬢が担当してはった、エンタメ評の最後に紹介されているのが、Q・タランティーノ氏の作品です。この『ワンス・アポンナ・タイム・・・』と云うタイトル、大昔、よく似たタイトルのギャング映画があって、確かJ・コネリー嬢も出てはったと思うのですが、その映画のパロディやろと思って、観のがしていたのですが、どうやら全くの別物みたいです。で、この本、速攻で図書館に予約を入れたのですが、4番目でした(^_^*)  で、入手する前に、先に映画を観たいと思っていたのですが、なんと云う事でしょう!

今日の午前2時15分から、WOWOWで放映されるとの事!速攻で予約録画したのは云うまでもありません。フツー、小説を読んでから、映画を観るのですが、この小説、ノヴェラゼーションなので、先に映画を観るのが正解、やと思います。