梅雨明けより先に

6月も今日を入れてあと3日、関東地方や、九州南部は早くも梅雨明けを迎えたようですが、ここ関西地方も今日あたり梅雨明けしそうな気配ですが、先日、日曜日、街の図書館がひと足早く休館から開けたので、速攻で出かけて、数冊の本を借りて来ました。最初はこれ、

右の『ニッポンのおじさん』です。昨年出版されていました。左の新作『娼婦の本棚』ただのブックガイドぢゃなく、鈴木氏が荒んだ生活から抜け出せたのは、幼少期からのこれらの本のおかげやと云うことが赤裸々に書かれています。が、一番読んで欲しい『オンナノコ』ぢゃなく、私のやうなオッサン達から高評価やと、某ラヂオ番組でぼやいてはりました。そんなオッサン達をぶった斬ったのが『ニッポンのおじさん』です。これから読みのが愉しみです。2冊目はこれ、

綾辻行人氏の旧作です。2008年に出版されています。本流の『館シリーズ』の傍流で、全3巻の第1作です。面白かったら、次の作品も読んでみるかも。そして、3冊目がこれ、

著者に関しては何も存じあげませんが、昨年のハヤカワのSFコンテストの優秀作とのことです。今年の1月に出版され、その後大森氏の書評でも紹介されていたのですが、

やうやく順番が回って来ました。これから読みのが愉しみです。連日の猛暑、こんな時には、何処にも出かけずに、冷房の効いた室内でラヂオを聴きながら本を読むのが1番かもと思ったりします。