謎の写真機

図書館からは、こんなんを借りてきました。最初はこの本、

中村紘子さんの他伝、と云うか回想録です。内容については文句は無いのですが、
この素っ気ない装丁はあかんやろ! 巻末には、何点か写真が載っていますが、
表紙にも、中村紘子さんの写真が載っていれば、売り上げも倍に伸びたのに、
て云うか私も買ったのに(^_^;)

続いてはこれ、

昨年度の、某社の『このミス大賞』受賞作です。扉の裏には、これまでの
受賞作が書かれていますが、その中に、海堂 尊氏と、中山七里氏の名が。
この2人、受賞後も、精力的に作品を書き続けてはります。

で、表紙には、各種、オーパーツクリスタルスカルや、黄金シャトルと並んで、
謎の写真機が機種名を隠すように、載せられています。

と云うことは、この写真機、当時の技術では考えられないほどの機能、
例えば、手ぶれ補正とか、或いは、被写体の過去や未来を撮影する機能とかを
持っていたのかも、と云うわけで、ウェブを探して、発見したのがこれ、

1970年くらいに製造された、ロシア製のコピーライカの一種、フェド3でした。
セルフタイマーのレバーが下向きだったり、巻き上げレバーの上には、山型の二重の
謎のダイアルがあったり、確かに不思議な写真機です。

箸休めはこれ、

その名のとおり、鉄道に関する用語を纏めた辞典です。多くの用語が写真では無く、
緻密なイラストで紹介されているのが秀逸です。『さ』行のページを開いてみると、

このやうな記述が。ここは写真を載せなあかんやろ!