ワルツを踊る前に

昨日、関東地方の降雪で、首都圏では未だに交通渋滞に混乱が起きて
いるようですが、当地では穏やかな朝を迎えていますが、明日あたりから
強烈な寒波に見舞われそうです。そんな時は家に篭って読書三昧です。

と云うわけで、昨日、図書館からこんなんを借りて来ました。

中山七里氏の新作です。昨年の9月に出版されたのですが、見逃していて、
やうやく順番が回って来ました(^_^;) が、これを読む前に、これを読まないと。

C・プリーストの新刊です。先週から読んでいるのですが、面白いと云うより、
味わい深い作品です。裏表紙を見ると、本国版にはスピットファイアと思しき
ヒコーキのイラストが描かれています。小説では、いくつかのストーリーが、
複雑に絡み合って、最後に収斂していくのですが

中でも、ポーランドから亡命して来た、女性パイロットの話が泣かせます。
彼女は、その技術を活かして、工場からロールアウトされたヒコーキを
基地まで届ける任務を負っているのですが、彼女が一番乗りたいヒコーキが
このスピットファイア、それも戦闘機ではなく、偵察型のPRマーク11です。

スピットファイアと云えば、WW2に登場したヒコーキの中でも、最も美しい
戦闘機と知られていますが、上の写真を見ると納得です。で、果たして彼女と
スピットファイアに何が起きるのか、最終章が愉しみです(^o^)