いつになったら・・・

先日、Aサヒのデヂタル版にこのやうな記事が掲載されておりました。

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ピアニストの神谷郁代さんの訃報です。K・郁代さんと云えば、中山七里氏の音楽描写(?)の監修をしてはったり、文庫本の解説を書いてはったような気が。でも記事には75歳やと書いてあるし・・・と思って調べてみると、郁代は郁代でも、仙道郁代さんの勘違いでしたm(_ _)m

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仙道郁代さん、いくらなんでも75歳ぢゃないよね、失礼いたしました。中山七里氏と云えば、昨年、作家生活10年を寿いで毎月1冊の作品を発刊すると云う、暴挙に打って出はりました。

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上がその12冊ですが、仕方なく私も付き合って全部読んだのですが、1番面白かったと云うか、感銘を受けたのが、4月に刊行された『合唱 岬洋介の帰還』です。氏のデビュー作『さよならドビュッシー』の正統な後継作です。文庫本の解説で、大森 望氏もゆうてはりますが、氏の作品の、主だった登場人物がようさん出て来ます。

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この解説が読みたくて、先日Jュンク堂で文庫本を購入して来たのですが、巻末にはこんなおまけも掲載されておりました。

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氏のこれまでの作品の登場人物の相関図です。私にとっては、これだけでも買う価値があります。つらつらと眺めているだけで、氏の作品のあれこれを憶い出したりします。

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そんな中、この左右のページの真ん中に書かれている『渡瀬』と云う名の刑事だか警部、彼だけが下の名前が未だに不明です。別の作品で、顔に似合わない可愛らしい名前、と書かれているのですが、下の名前がいつ明かされるのかが気になって、いつまでも氏の作品に付き合わされそうな気が・・・