唯一のアドヴァンテージ

昨日のAサヒの朝刊にこのやうな記事が、

f:id:yujiro-1:20200921054646j:plain

ISSの民間利用の計画です。そう云えば、5月にこのやうな記事を見た憶えが、

f:id:yujiro-1:20200921054820j:plain

T・クルーズが、ISSで映画を撮る計画があるとの記事です。T・クルーズと云えば、結構危険なシーンを、スタントマンを使わずに自演しているので、ISSのEVA(船外活動)を自演したいのかも、と思ったりします。が、このISS、2011年に運用が開始されてから、来年で10年を迎えます。

f:id:yujiro-1:20200921055539p:plain

が、その維持管理に巨額の費用がかかるので、民間の資本の活用が期待されているのですが、このバラックのような外観はいただけません(^_^*)  私が子どもの頃、宇宙ステーションと云えば、必ずこんな外観でしたけど・・・

f:id:yujiro-1:20200921055921j:plain

その代表がこれ、S・キュブリックが、50年前、1969年に公開した『2001年・・・』に登場した、宇宙ステーションです。人工重力を発生するために、ドーナッツ状に作られていて、ゆっくりと回転しています。

f:id:yujiro-1:20200921060305j:plain

そして、ここを拠点として、月までのシャトルが往復していました。内部では、ヒルトンが営業するホテルまで作られていたのですが、何故かこんなんが使われていました。

f:id:yujiro-1:20200921060902j:plain

公衆電話です。ISSからでもSMSがフツーに使える今日、公衆電話は使わへんやろ、と思います。流石のクラーク先生も、ここまでケータイが発達するとは、想像して無かったと思います。この点だけが、この映画に対する、唯一のアドヴァンテージだったりします。