或る時代の終焉

一昨日の朝刊にこのやうな記事が、昨日発売された、7月號をもって休刊した、Aサヒカメラについて、

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写真家の篠山紀信氏が、所感を述べておられるのですが、実は今月初め、ウェブには、このやうなお知らせが、

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この突然のお知らせに、私は当惑すると同時に、或る種の予感を感じていたような気が。と云うのは、数ヶ月前、出版元から定期購読の継続の案内が送られて来たのですが、もう購読は止めようと思って、更新の手続きをしませんでした。と云うわけで、先月の6月號をもって、私の定期購読は終了してしまいました。が、先日、出版元からこのやうなお知らせが届きました。

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休刊の挨拶と、定期購読中の読者には返金を行うとの事、幸い(?)私は定期購読を終えたばかりで、返金の対象者ではありません。が、この最終號は、ぜひ購入しなくてはと、昨日、小雨の中、Jュンク堂で購入して来ました。

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これが、その最終號の表紙です。手前には、私が一番好きな、Nikon F の写真も載っています。そして、例によって、真っ先に読者のお便り欄を開くと、

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記念すべき最終號に、私のお便りを掲載して頂きました。このAサヒカメラに、私の写真が掲載されたことはありませんでしたが(別冊のニャンコの写真集には載せていただきました(^O^) 、お便りは、年に数回掲載されておりました。そして、一番最後に、94歳!のAサヒカメラさんのお便りが。

閑話休題、私の手元にはこんなんもあります。

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『カメラ毎日』の、1985年 4月號 、最終號です。表紙は、多分、J・レノンやと思います。中をめくると、今は亡き、ミノルタ社のα7000が発売された直後のやうです。本格的なAF機の登場と同時に、休刊を余儀なくされたのは、余程の事情があったものと思われます。あとは『日本カメラ』が、いつまでも発刊されよう、願うばかりです・・・