第3の選択2

先日、ウエブを徘徊していると、このやうな記事が、

写真を、料理に見立てて書いてはるのですが、その中で、ISO感度の事を、
『食材』の、火の通りやすさ、と説明されていますが、ちょっと違うような。
『食材』と云うより、むしろ『フライパン』の火の通りやすさ、だと思います。

このISO感度に関しては、次のような記事もあったりします。
こっちの方が、分かりやすいかも。

これは、大昔のフィルムカメラの、ASAダイヤル(今のISO)ですが、
昔のフィルムの最大感度はせいぜい、1600止まりでした。

このダイヤルは、装填しているフィルムの感度によって設定されます。
従って、撮影の途中で、変更することは出来ませんでした。

が、私は使ったことは無いのですが、APSシステムのフィルムは、カメラが
対応していれば、撮影の途中でも、フィルムの入れ替えが出来たようです。

閑話休題、現在のデヂタルカメラの、ISOダイヤルはこんなんです。上限が、
12800まで刻まれていて、拡張感度で、51200まで対応可能です。
そして、撮影の途中でも変更できるのが、デヂタルカメラの真骨頂だと思います(^o^)

さっきの料理に例えると、現在のデヂタルカメラのセンサーは、厚さを変えられる、
フライパンのようなものだと思います。技術が進み、極限まで薄さを変えられる
フライパンが作られるようになり、今までは作ることが出来なかったような料理が、
簡単に作られるようになったと云うことでしょう。

最新の、デヂタルカメラのISOダイヤルには、オートのポジションが設置され、
マニュアルで、好みの絞り値と、シャッター速度を選べば、それに対応した
ISO感度を、カメラが勝手に設定してくれるまでに進化しています。

フィルムカメラの時代から思えば、夢のやうな時代になったものです。