終楽章はB面で

いわゆる、ドーナッツ盤と呼ばれる、45回転の17センチのEPレコード、

シングル盤とも呼ばれ、シングルカットされた楽曲を、A面、B面、
各一曲ずつ収録して、供給されていました。

が、かつてこのEP盤と同じ、17センチ、33回転の、LPレコードも
存在していました。(今でも売られているかは不明です)

これらはコンパクト盤と呼ばれ、いわゆる30センチのLPレコードのサブセット、
抜粋した楽曲を、4〜5曲収録して、供給されていました。

逆に、LPレコードと同じ、30センチのEPレコードも、存在しています。
これらは、マキシシングルとも呼ばれ、17センチのシングル盤を、
そのまま30センチにサイズアップし、A面、B面に、各1〜2曲収録し、
主に、DJプレイ用に発売されているようです。

が、それらとは、別の目的で、30センチのEPレコードが販売されていました。

ターンテーブルに載っているのは、これ、

上記の、マキシシングルと区別するためか、45回転LP、と呼ばれています。

帯にも書かれている通り、当時の技術の粋を集めて、究極の音質を目指して
作成されていて、私のプアな再生装置や、劣化した耳にも違いは明らかです。

こんなんを聴いていると、レコードの音も捨てたものぢゃないなと実感します。

が、高音質の代償として、片面に、コンチェルトを終楽章まで収録できません。
収録時間が短いので、曲の途中で、裏返さなければなりません(^_^;)

やっぱりCDは便利だわ。