謎の日本語

昨日のAサヒのデヂタル版にこのやうな記事が、

マニュアル・トランスミッションを搭載した車が売れているとの記事です。で、その先に謎の日本語が、

タコメーターに『回転速度計』の注釈が書かれているのですが、フツー、日本ではタコメーター『回転計』と呼ばれていると思うのですが、この『回転速度計』と云う記述は初めて見たような気が。そもそも『タコメーター』と云うのは、その語源からも速さを測るものやと思います。

クロノグラフと呼ばれる腕時計には、大抵のこのタキメーターが付いていて、上記のとおり、車が1キロ走る時間を、ストップウォッチで測って、速度を測るわけです。60秒で走れば、時速60キロ、30秒で走れば、時速120キロです。と云うわけで、タコメーターとは、回転計ぢゃなく、速度計やと思います。で、最初に出て来た『回転速度計』てどっちやねん!

で、日本ではフツーにタコメーターと呼ばれている、このエンジン回転数計、欧米ではレヴォルーション・カウンター、通称レヴ・カウンターと呼ばれているようです。このタコメーター以外にも、車に関しては、フロントガラスとか、バックミラーと云った、謎の和製英語が使われています。それぞれ、ウインドスクリーンと、リアヴューミラーが正しい英語です。