ここ1週間、TVでは大谷翔平の大型移籍か、某政党の議員センセのせこい裏金作りばかりが報道されていて、いささか食傷気味です(^_^*) と云うわけで、私は今月録画した、映画やドラマを観て過ごしておりました。最初はこれ、
日本では5月に公開されたのですが、諸般の事情で劇場に観に行けず、WOWOWでの放映を心待ちにしていた作品です(^O^) 上にはサスペンス・ドラマやと書かれていますが、それはちゃうやろ、と思います。
才能に溢れ、将来を嘱望された女性指揮者が、狂気に苛まされ、自分を見失い、マネジャーに逃げられ、指揮者の座も追われ、ボロボロになって行くお話ですが、そんなヒロインを立ち直らせたのがこのヴィデオでした。
ヒロインが師と仰ぐ、バーンシュタインの、多分、青少年のためのコンサートのヴィデオやと思うのですが、涙を流しながらこのヴィデオを観たヒロイン、やがて単身で東南アジアの小国に渡り、無名のオーケストラで少年少女に音楽を伝えることで、自分を取り戻すと云うお話です。
この映画、なんといってもヒロインを演じた、C・ブランシェット嬢の演技が素晴らしく、とりわけ冒頭の、マーラーの5番のリハーサルでは、ホンマにブランシェット嬢の指揮で、ベルリンフィルに見立てた、ドレスデンフィルが演奏してはったとの事です。そのうち、もう一度観なくては、と思ったり(^O^) てか、劇場で、大音量で観れば良かった、と後悔しきりです(^_^*)