先週のAサヒの夕刊にこのやうな記事が、
長野は塩尻の市立図書館に、あの筑摩書房の書籍がほぼ全て収納されているとの記事です。が、京都の市立図書館にも、ミネルヴァ書房の全ての書籍が揃っているような気も。で、筑摩書房と云えば、中高生向けの啓蒙書や、大人向けの教養書の出版で知られていて、私にはあまり縁のない出版社ですが、つい最近、この出版社の書物を読んだ覚えが。と云うわけで調べてみると、
数ヶ月前に上の書籍を読んでいました。実は4月、新しい市民会館のこけら落としが行われ、その際、大フィルと神谷郁代さんのベートーヴェンの5番のコンチェルトを聴きにと云うか、観に行って、その後、復習のつもりで、2枚のCDを借りてみました。
A・B・ミケランジェロ氏と、F・グルダ氏の同じベートーヴェンの5番のコンチェルトです。ミケランジェロ氏の華麗なテクニックや、グルダ氏のジャズ由来のインプロビゼーションを期待していたのですが、2人ともフツーに弾いてはりました。上記の本、グルダ氏の対談と云うか、放談を纏めたもので、面白く読んだ覚えが。
閑話休題、筑摩書房と云えば、私には忘れられない雑誌があって、
上の『終末から』です。50年くらい前に出版されたのですが、筑摩書房らしからぬ連載が満載で、毎号愉しく読ませて頂いたのですが、わずか9巻で廃刊になってしまいました(^_^*) 数年前まで私の書架に置いていたのですが、その後、処分してしまいました(^_^*) が、塩尻の図書館に行けばまた読めるかも、と思ったりして・・・