最終回までに・・・

城跡公園のウメジロを堪能したあと、図書館へ。読了した2冊の本を返却して、返す刀(?)で2枚ぢゃ無く、2組のCDを借りて来ました。最初はこれ、

H・V・カラヤンベルリン・フィルのコンビの、チャイコフスキー後期のシンフォニー集です。

4番から6番まで、3枚のCDに収録されています。続いてはこれ、

C・アバドベルリン・フィルチャイコフスキーの5番のシンフォニーです。なんでこんなんを借りたかと云うと、これのせいです。

1月から放映が始まった、汐留の某局のドラマです。番組のBGMにこのチャイコの5番が散々使われていて、最終回までに、一度通して聞かねばと思ったからです。

青柳いづみこ氏、著作の中で、ゲルマン系の作曲家は観念的で、ラテン系の作曲家は感覚的やと書いてはりましたが、ならば、スラヴ系の作曲家は感傷的やないの、と思うのは私だけ?

と云うわけで、チャイコの5番、聞き比べてみました。最初はカラヤンで。

意外だったのは、テンポがゆったりとしている事です。ベルリン・フィルと云えば、車に例えると、メルツェデスのSクラスか、マイバッハのやうな存在やと思うのですが、それをゆったりとドライヴしているようです。とりわけ3楽章のワルツ、泣きたくなるほど絶品です。

それに比べて、アバドの演奏、まだまだマイバッハを乗りこなしていないやうな気が。が、ラテン系の指揮者やし、フェラーリマセラティの方が似合うのかも。

そんな中、毎週愉しく拝見していた某局のドラマ、一昨日最終回を迎えました(^_^*)  これから何を愉しみに生きて行けば良いのでしょうか?