撮して欲しいのは・・・

先週、バイデン大統領自ら、このやうな画像を公開しはりました。

NASAが半年前に打ち上げた、JWST(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)のファーストショットです。130億光年彼方の銀河群まで、鮮明に撮影されています。しかもこれがファーストショットやと云うのが驚きです。と云うのは、先代のHST(ハッブル宇宙望遠鏡)のファーストショットがこんなんだったからです。

上の左の画像がHSTのファーストショットです。が、幸いHSTはISSとほぼ同じ高さの軌道上に居てたので、必死の修理と云うか、改修が行われ、なんとか初期の目標に近い画像が得られるまでになりました。それが右の画像です。が、打ち上げられたのが30年前やし、とっくに設計上の寿命は過ぎているので、後継機として打ち上げられたのがJWSTです。

ウェブには、それぞれを比較した画像が落ちています。反射鏡の大きさも違いますが、そもそも設置されている場所が違っていて、

JWSTは、地球と太陽のL2(第2ラグランジュ点)に置かれています。低軌道上に居てたHSTと違って、修理は不可能です。と云うわけで、ファーストショットがあかんかったら、1兆円がパーになるところでした。上手く撮せて良かったね(^O^)

閑話休題、ウェブにはJWSTとHSTの比較画像も落ちています。

その差は歴然、初期のデヂカメと最新のデヂカメの画像くらいの差があります。そして、私が1番撮して欲しいのは、この地球の画像です。HSTが撮影した、地球以外の太陽系の惑星の鮮明な画像はあるのですが、何故か地球の画像はありません。

との云うのは、HST、地球の低軌道上に居てるので、当然円形の地球の写真は撮れません(^_^*)  が、JWSTが居てる、150万キロ彼方のL2からなら、丸い地球の写真も余裕で撮れると思います。と云うわけで、ご検討ください、NASAさま・・・