図書館からは、こんなんも借りて来ました。
SFマガジンの6月号です。異常論文の特集が組まれているのですが、ページをめくると巻頭のグラビアでは、2本の国産SF映画が紹介されています。
左はR・A・ハインラインの傑作『夏への扉』です。松田聖子嬢のよく似た名前の楽曲とはなんの関係もありません。ヒロインはなんと、あの清原伽耶嬢が演じてはります。右はK・リュウ氏の短編『アーク』です。数年前読んだ時のタイトルは『円弧』だったような気が。こちらのヒロインは、芳根京子嬢です。どちらも劇場での公開は終わっていると思うのですが、来年くらいに、WOWOWで放映されたら、是非観たいと思っています。さて、その次のページでは、
堺 三保氏が初めて監督した、短編SF『オービタル・クリスマス』の特集が!これをノヴェラスしたのが、日本SF作家クラブ会長、池澤春菜氏で、氏の処女作だったりします。と云うわけで、この短編を観たいと思って、ウェブを探索するとこのやうな記事が、
なんと、昨年12月から、全文がウェブで公開されておりました!知らんかった、先日、掲載された文庫本、買ったばかりやったのに(^_^*) まあ、ほかに面白そうな短編が掲載されているし、もともとお祝儀代わりに買わせて頂いたわけやし。
で、速攻でウェブで読んだのですが(短編なので、10分もあれば読めます)1箇所だけ、気になる記述が。
主人公が勤務している宇宙船と云うかステーション、文中では、地球から36,000 キロ上空の静止軌道上に置かれているとのことですが、
このイラストを見る限り、ISSのように、せいぜい、400〜500キロの低軌道上に浮かんでいるとしか思えません。静止軌道上からは、地球はほぼ球体に見えると思うのですが・・・