この『る』、いる?

今日は12月24日、今年も残すところあと1週間です。そんな中、昨日図書館へ行って、数冊の本を借りて来ました。最初はこれ、

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中山七里氏の新作です。7月に出版されたのですが、予約するのが遅れて、やうやく順番が廻って来ました。氏の最新作も予約しているのですが、廻って来るのは来年になりそうです(^_^*)  2冊目と3冊目はこれ、

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左の『レフトハンド・・・』は知念実希人氏の旧作の文庫本です。上下2巻ですが、とりあえず上巻だけ借りて来ました。右は小松左京氏の旧作の短編集です。

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大森 望氏のこのコラムの最後に紹介されています。多分、既読やと思うのですが、いまさら『日本沈没』や『復活の日』を読むのはキツいのですが、短編なら読めるかも、と思って借りて来ました。

閑話休題、図書館にはこの本を返却して来ました。

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山之口氏の新作です。近未来のPF、ポリティカル・フィクションです。そこそこ面白かったのですが、1箇所気になる記述と云うかルビが・・・

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京都駅烏丸口に『からすまる』とルビが振られています!フツー『からすま』やと思うのですが、思うに作者は『からすま』と振ったのに、校閲者が気を効かせたつもりで『からすまる』といらんことしいをしてしまったのかも。が、深読みすると、この作品の舞台は2027年なので、5年後には『からすまる』と呼ぶようになっているのかも・・・