英国天文台の功績

先日図書館から借りて来たこの書物、

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ガリレオ』や『カッシーニ』から送られて来た、木星土星の、素晴らしい写真が満載されていて、目を愉しませてくれるのですが、中にはこんなんも

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日本が2007年に打ち上げた月面探査衛星『かぐや』が、月の軌道上を周回中に撮影した『地球の出』の画像です。世界で初めて搭載された、ハイビジョンのカメラで撮影されたものです。また、こんな気の利いたコラムも載っています。

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1996年、世界で初めて月面に軟着陸した、ロシアぢゃ無くソ連のルナ9号が送信して来た月面の画像を、英国のジョドレルバンク天文台が、本家よりも先に配信して話題になったのですが、当時某高専の学生だった私は、英国の天文台スゲーと感激したのですが、このコラムを読んで、初めて真相を知りました。

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そんな功績が認められて、このジョドレルバンク天文台、昨年、世界遺産に登録されたそうです。全く、知りませんでした(^_^*) で、この書物にはこの人に関するコラムも載っています。

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クラーク先生です。ニュートンコペルニクスよりも先に紹介されています。で、最後にクラーク先生の法則も紹介されているのですが、最後の3番目の法則、日本語訳がイマイチです。先生の傑作『2001年・・・』の中に登場するこの法則ですが、伊藤典夫氏はこのやうに訳してはりました。『テクノロジーが申し分なく発達すれば、科学と魔法の区別がつかなくなる』