謎のレンズ

毎朝、楽しみに観ている、某局の朝ドラ『半分、青い。』ですけど、一昨日の放送で
気になるシーンが。

ふと、聞こえてきたピアノの音に惹かれた、主人公の幼馴染の少年が、大学の
某研究室に迷い込み、そこで目にしたのが、この光景です、

ヒューマノイド型のロボットが、ピアノ、それもグランドピアノを演奏しています。
ドラマの中では、『ROBOYO』と呼ばれていましたが、あれは実在のロボットで、
その正体はこれ、

早稲田大学の、加藤一郎教授の研究室で開発された『WABOT-2』です。
私も大昔、某PC誌かなんかで、見た覚えが。

当時は、エレクトーンを弾いていましたが、ドラマでは、何故かグランドピアノを
弾いていました。この少年の母親が、G・グールドのファンで、彼を、
ピアニストとして育てたい、と語るシーンがあったので、それを受けての演出かも。

閑話休題、私が気になったのは、この『ROBOYO』に搭載されている、レンズです。

アップでみると、レンズの上部に、何やら爪のような突起が見られるのですが、
これは、当時、カメラの露出計に連動させるピンとカップリングさせるための、
ニコンのレンズに付けられていた、通称『カニの爪』のように見えるのですが。

これは、私の手持ちの24ミリのレンズですけど、上部にカニの爪が付いています。
爪に穴が開いているのは、後期型だからですが『ROBOYO』のレンズには手前に、
マウントにも上部に、赤い、レンズ交換時の指標が付いているように見えますけど。
私の手持ちのレンズにも、マウントにもこんな指標は付いていません。謎です(^_^;)