初夏の書架には

今日から7月、今年も残り半分になってしまいました。そんな中、先日、図書館から数冊の本を仕込んで来ました。最初はこれ、

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今年、米寿を迎えた、辻 真先氏の新作です。数誌の週刊誌が、書評で取り上げていて、読まないわけには行きません。

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1970年代に書かれた、氏の初期のミステリー、私はその中の数冊を読んでいるのですが、作品ごとに、作者が犯人だったり、読者が犯人だったり、挙げ句の果てに、出版者が犯人だったりして、先日、A・ホロヴィッツ氏の、例のミステリーを読んだ時、辻氏の初期の作品のことを思い出したりしました。

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借りて来て、速攻で読了したのですが、時間があれば、もう一度、読み返してみたいものです。2冊目はこれ、

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著者については、何も存じ上げないのですが、やはり某誌の書評をみて借りて来ました。

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私の場合、映画を観る前、原作やノヴェラゼーションを読むことが多いような気が。最近では、こんなんを読んでいます。

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右の方です。原作やノヴェラゼーションを読んで、頭の中で作り上げたイメージと、映画で描かれたイメージを比較するのが愉しみだったりします。と云うわけで、私にとって、原作とノヴェラゼーションの区別は殆ど無かったりするのですが、実際のノヴェラゼーションの立場はどんなんやろ、と思ったりします。