沖縄での最後の日は、島南部の激戦地の跡を巡ります。
まずは、県立平和祈念公園へ。
ピーカンの空に、祈念塔が映えています。
園内には、沖縄戦で戦死された、民間の方々の慰霊碑が。
向こうの建物が、平和祈念資料館です。
館内に入ると、戦争の悲惨さ、残酷さが、ひしひしと伝わってきます。
これは、平和の礎、沖縄を中心に、平和の波紋を拡げようとの想いです。
平和祈念公園の次に、魂魄の碑を訪ねます。
これは、沖縄で最初に建立された慰霊碑だそうです。
その後、轟豪へ。
沖縄の方々が、命からがら逃げ込んだ、天然の洞窟です。
中にも入ってみましたが、こんな狭いところに、何百人もの方々が、
息を潜めて、身を寄せ合って、悲惨な日常を過ごしておられたとのこと。
最後に訪れたのは、ここ、
ひめゆりの塔、です。
沖縄に来たからには、ここは外せません。
たった、三日間の沖縄でしたが、沖縄では、思っていたより、ずっと悲惨な
歴史が刻まれていて、それは日本に復帰してからも続いていると云う事を
深く思い知らされた三日間でした。