借りて、返して

昨日、台風一過の晴天の中、買い物を兼ねて図書館へ。読了した本の返却と新たな本の受け取りです。返却したのはこれ、

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一昨日、2回目を読み終えたのですが、傑作です! ラストの鮮やかなどんでん返しは、今年の国産ミステリーのベストかも。作中、古今東西の様々なミステリーが紹介されているのですが、私が気になったのはラスト近くに語られている2冊、

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読者が犯人として書かれたミステリーとして、辻 真先氏の『中学生・・・』と深水黎一郎氏の『最後の・・・』が紹介されています。辻氏の作品、多分40年くらい前に読んでいるのですが、深水氏の作品は数年前に読んだ覚えが・・・と思って調べてみると、

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6年前、2015年に読んでいるのですが、内容は覚えていないような気が(^_^*)  あまり面白く無かったのかも・・・まあ『読者が犯人』と云うテーマはそれだけ難しいのでしょう。この2冊以外紹介されていないし。

閑話休題、知念氏の作品を返却して、こんなんを借りて来ました。左の今村昌弘氏のデビュー作『屍人荘の殺人』です。数年前映画化され、私はWOWOWで観たのですが、原作は未読でした。

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右の『魔眼の・・・』はその続編で、先週読了したのですが、作中、前作の『屍人荘の・・・』のエピソードが語られているので、これは読まねばと借りて来ました。実は『魔眼の・・・』を読み終えたあと、映画化された『屍人荘の・・・』を観なおそうと思ったら、HDDの録画は削除していたのですが、幸いAマゾンプライムで配信されていました(^O^)

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と云うわけで、速攻で観てみたのですが、続編で語られていた某秘密結社に関しては、一切触れられていません。やはり原作を読まなければと思って借りて来ました。読み始めると、映画には登場しなかった人物も語られていたりしますので、借りてきて正解でした。映画の続編が作られるのなら、ヒロインは同じく、浜辺美波嬢でお願いします、眼福やったし・・・