一般道に乗って

16日の朝、徳島駅前の某ホテルを、9時に出て、40分ほど一般道を走り、
着いたところはここ、『第九の里』と名付けられた、道の駅の駐車場です。

大昔、鳴門市には、WW1で俘虜となった、ドイツ兵の俘虜収容所があって、
この道の駅は、それを復元して、建てられているようです。そしてその奥には、
こんなんが、

鳴戸ドイツ館です。ここで、日本で一番最初に、ベートーヴェンの『第九』が
演奏されたとのことで、館内にはこんなんも、

館内には、他にも、ドイツ兵の、収容所での生活ぶりが展示されていて、

興味は尽きません。私は、大昔、ドイツ語を習ったことがあったのですが、

すっかり忘れていて、全く読めなかったりします(^_^;)
そんな私が、一番惹かれたのはこれ、

タロー・テナックスです。手札サイズの、ガラス製の乾板を使うカメラです。
この頃は、まだフィルムは無かったんや。

館内には、第九シアターと名づけられた、ミニシアターがあって、ここで第九が
演奏されるまでの経緯を解説したヴィデオのあと、本物そっくりに作られた、
ドロイド達による、第九の演奏が行われていましたが、たまたま遠足に来ていた、
近所の幼稚園児と一緒だったのが・・・

と云うわけで、建物の外には、こんなんも。ご存知、 ベートーヴェン銅像です。
ここは徳島、と云うわけで、阿波踊りを踊っているようにも見えますけど・・・

隣には、こんなんも、賀川豊彦記念館です。

賀川豊彦と云えば、神戸の新開地で、貧民の救済と、キリスト教の布教に
多大な貢献をした人物で、大昔、『死線を越えて』が映画化された時、
劇場に観にいった覚えが。ハル夫人を、黒木 瞳さんが、演じてはりました。

館内には、氏の功績を讃える、多くの品々が展示されていて、興味は尽きません。
が、後ろ髪を引かれる思いで、再び徳島道に乗って、四国を後に。
続きは、また明日。