あの世界の片隅では

昨日は、一日中雨模様。と云うわけで、家から一歩も出ずに、こんなんを
読んでいました。

C・プリーストの新刊です。日本では昨年末に発売されましたが、本国では
2013年に出版されています。まだ、1/4ほどしか読んでいないのですが、
舞台はイスラム教の支配下にある、近未来のイギリス、主人公はカメラマン、
と云うわけで、主人公が持っているのが、なんとキヤノンのカメラです。
それ以外にも、ニコンオリンパスのカメラを持ってはります。近未来でも
日本製のカメラが活躍しているようです(^o^)

そんな中、先日、WOWOW で放映されたこの映画の中では、

カメラマンぢゃなく、カメラウーマンに扮した、B・ラーソン嬢が使っていたのが
このカメラ、ライカのM3のようですが、

拡大してみると、革をブラウンに貼り替え、メガネ付きの35ミリのズマロンに
MCメーター付き、と云う、戦場に持って行くには、もったいない仕様です。
どうみても、都会向きのお洒落なライカだと思います。

案の定、最後には水没!してしまいましたが、その後、何事も無かったように、
使ってはりましたが、あれはありえへんやろ。この映画には他にも、

このキヤノンのAEー1(こっちをメインに使うべきやろ!)や、

ミノルタのハイマチック等が使われています。舞台が、1973年と云うことで、
カメラ以外にも、70年代のギャゼットが、多数登場していて、興味は尽きません。

映画のエンドロールの最後に、次作の予告が放映されていましたが、次作では、
B・ラーソン嬢にはぜひ、ニコンのカメラを持たせてください、関係者さま。