この日のマーラー

今年も残すところ、あと1週間、年末年始に備えて、TVのHDDの整理、
と云うか、断捨離をしていますが、こんなんが残っていました。

6月に録画(^_^;) していたのですが、訳あって、今まで寝かしておりました。

と云うのは、私にとっては、マーラーの4番、冬に聴くべきや、と云う、
思い込みがあるからです。冒頭の、『リンリン、リリリリリンリン』と鳴る
鈴の音、これはどう聴いても、雪原を走る、ソリを連想してしまいます。

で、時が満ち、先日録画を観ていたら、指揮者のレナード・スラットキンが
この曲を解説してくれていたのですが、冒頭にいきなり、こんな解説が、

さすがは、スラットキン、良く解ってはります。私の思い込みも、あながち
間違いでは無かったようです(^o^)

と云うわけで、この日は気分良く、マーラーの4番、聴くことが出来ました(^o^)

が、N響や、ソプラノの安井陽子さんの演奏も悪くは無かったのですが、
マーラーの4番、どうせ聴くなら、この2枚でしょう。

最初は、バーンシュタインと、ニューヨークフィルの演奏です。ソプラノは、
レリ・グリスト、ブロードウェイで、『ウエストサイド・・・』にも出演して
いたとのことで、バーンシュタインとの相性もバッチリです。

もう1枚はこれ、カラヤンベルリンフィルのレコードです。

ソプラノは、エディット・マティス。大昔、ベルリンオペラが来日した時、
私は、彼女がシュザンヌを演じた『フィガロの結婚』をテレビで観て、
いっぺんでファンになりました(^o^)

今度は、雪がしんしんと降り積もる中で、紅茶でも飲みながら、どちらかを
聴いてみることにします。