雨読の日々2

昨日から、しばらく晴天が続きそうですが、雨の日は、こんなんを
侍らせながら、

こんなんを読んでいます。

話題のベストセラーです。1月に予約を入れたのですが、先週ようやく
順番が回って来ました(^o^)

もう一冊はこれ、

タイトルは、『日本SF・・・』となっていますが、中身は、早川の
『世界SF全集』のおまけに付いていた、月報を纏めたものです。

この早川の 『世界SF全集』、配本が始まったのが、1968年 10月。
私も速攻で入手し、貪るように、読み耽ったものです(^o^)
翌年には、アポロ11号の月面着陸、翌々年には、日本で万博が開催され、
人類には、前途洋々とした未来が約束されていて、右肩上がりの経済成長の中、
何の不安もなく、毎日を過ごしていたのですが・・・・

記念すべき、第1巻として刊行されたのが、ハクスリーの『すばらしい新世界』と、
オーウェルの 『1984年』と云う、ディスユートピア物の古典、とは、
これを企画した、福島正美の醒めた思いが伝わって来るようです。

が、この 『日本SF・幼年期の終り』と云うタイトルは、あざといように思います。
内容は、書誌的にも素晴らしいのですが・・・