ラテンの血脈

昨日はお日柄も良く、図書館へ。こんなんを、借りて来ました。

このジウジアーロと云う、イタリア人のデザイナーは、車だけにはとどまらず、
数々の工業製品のデザインを手がけていて、とりわけ、ニコンのカメラのユーザーには、

1980年に発売された、ニコンF3のデザインを担当したことで、知られています。

が、カメラと云えばドイツ、と云うイメージがあって、事実、1975年に発売された、

このコンタックスRTSは、ポルシェがデザインを担当していて、当時、そのことで、
大きな話題を集めたものです。

まあ、それに対抗したわけでは無いのでしょうが、ニコンが何故、ジウジアーロに、
デザインを依頼したのかは謎です。が、それ以来、ニコンのフラッグシップ機の
デザインには、今に至るまで、ジウジアーロの手が、入っているようです。

F3では、縦に入れられていた、赤のラインは、今では、グリップの上部に、
斜めに入れられていて、ニコンのアイコンとして、存在を主張しています。

が、このCOOLPIX950にも、ジウジアーロのテイストを感じるのは、
私だけだしょうか?