2つの映画

今週の日曜の朝刊に、このやうな広告が、

CS、或いはケーブルテレビの某局で、この日、『この世界の片隅に』が、
テレビで初めて放映されるとの広告です。
私がこのことを知ったのは、昨年の暮、ケーブルテレビのPGをつらつら
眺めていると、このやうな予告が!

あれから3ヶ月、やうやくこの日が巡ってきました(^o^)
この映画、最初は、限られた劇場でしか観られなかったのですが、評判を呼び、
全国各地で、今でも上映が続けられています。

こうの史代氏の原作の、このマンガ、私は上巻だけは、タダでゲットして
読んだのですが、その後、ノヴェライズ版の電子本を購入して、

読ませていただきましたが、やはり、動く『すずさん』を観なくては、

と云うわけで、やうやくアニメ版を、正座して(ウソ)観させていただきました(^o^)
年内にも、長尺版が公開されるとのことですので、その際は、ぜひ、劇場で観たい、
と思っていますけど。

で、劇場と云えば、昨日、小雨の中、久しぶりに劇場に向かいました。
この映画を観るためです。

今年のアカデミー作品賞の受賞作です。

公開されたのが、アカデミー賞の発表直前、と云うことで、いわゆる凱旋興行では
無かったのですが、それでも下馬評は高く、ひょっとしたら受賞するかもと
町山智浩氏が、あちこちで語ってはりました。

私も、5日のWOWOWの中継を観ていたのですが、受賞が決まった瞬間、
町山氏が、号泣してはったのにつられて、つい・・・

これまで、キワモノ扱いされていた、SFや、ファンタジー映画ですが、フツーの
シリアスな作品と同じように評価され、作品賞を受賞しはりました。画期的です。
言い忘れましたが、内容も素晴らしかったです。作品賞受賞も、納得です(^o^)