トランジスタより真空管?

さて、図書館からは、こんなんを借りてきました。

故児玉 清氏による、文庫本の解説を纏めたものです。氏はクランシーの作品を、
原書で読む、ミステリー通としても知られていて、目次をつらつらと眺めていると、
面白そうな本が満載です。この本には『阪急電車』の解説が収録されている、
有川 浩氏の原作、映画『図書館戦争』には写真で出演しておられました。

図書館を出て、Jュンク堂へ向かい、こんなんを買って来ました。

現在、絶讃放映中の朝ドラの解説本です。ドラマの内容も面白いのですが、
注目すべきは、そのオープニングタイトルです。ミニチュアの達人、
田中達也氏の作品と、CGで描かれた人物の合成が秀逸です。

とりわけ、このトランジスタラヂオの内部を、工場に見立てたシーンは、
毎朝、見るたびに感動します。

ドラマの中でも、主人公が、実際にラヂオを組み立てるシーンが登場しますが、
私が中学生だった頃には、あのようなラヂオのキットが、売られていたような気が。

と思いつつ、先日ウェブを徘徊していると、このやうな記事が、

某社から、ラヂオ、それも真空管ラヂオのキットが発売されるとの記事です。
ハンダづけが出来れば、私にも作れそうです。

真ん中の黒いパーツが、次世代の真空管で、上の白いパーツは、おそらくバリカン、
ぢゃなくバリコン、バリアブル・コンデンサでしょう。こんなんを見ると、
久しぶりに、ハンダ鏝を握りたくなったりします。