昨日、5月12日は、国際看護師の日、ナイチンゲールの誕生日に
由来しているとの事。と云うわけで、向かった先はここ、
これに出席するためだったりします。12日だったのは、たまたまです。
この『さつき会』、某医大の献体登録者の集まりで、毎年、5月の今頃
総会が開かれていて、昨日、出席して来ました。
この医大では、昨年、30人の方が、解剖実習の献体に供され、
医学の進歩に寄与されたとの事でした。
報告のあとは、菩提寺のお坊さんの説話を拝聴し、その後、この医大の
教授陣による、最新の医学のトピックの講演が、行われます。
今年は、麻酔科の教授が、ペインクリニックの実情について語られました。
麻酔科と云えば、例の『チームバチスタ・・・』を読む限り、手術のスタッフの
一部、としか認識していなかったのですが、その役割は、多岐にわたり、
人間の誕生時から、死亡に至るまで、多くの役割を果たしているとの事。
痛みには、新幹線のやうな速効性(?)の痛みと、阪急電車(たまたまやろ)の
各停のやうな遅効性の痛みがあって、神経の経路が異なるとのことなど、
結構、興味深く、聴くことが出来ました。いずれ私も、解剖台の上で、俎板のコイの
やうに、掻っ捌かれるわけで、その日まで、元気に生きなくては。