ウラディミールの場合は

先日図書館から、オーダーした本が入庫したとの入電があって、昨日受け取りに行って来ました。

A・ホロヴィッツ氏の新作です。9月に発売された直後に予約していたのですが、やうやく順番が回って来ました(^O^)  私は海外ミステリー、あまり読まないのですが、A・ホロヴィッツ氏と云えば、某誌が主催する『このミステリー大賞』を4連覇してはると云うことで、パスティーシュも含めて、殆どの作品を読んでいたりします。ついでにこんなんも借りて来ました。

これは先月発売された、最新作ですが、思ったより早く借りられました。ミステリーぢゃ無く、ホラーみたいです。2冊ともこれから読むのが愉しみです。

閑話休題ホロヴィッツと云えば、読書好きなら、最初にこの、アンソニーホロヴィッツ氏を想起すると思うのですが、数年前まで、ホロヴィッツと云えばこの人でしたけど・・・

20世紀を代表する、ピアニストの、ウラディミール・ホロヴィッツ氏です。ロシア生まれのユダヤ人ですが、アメリカに帰化して、その卓越したピアニズムで、たちまち有名になって、当時のマエストロ、A・トスカニーニ氏の娘さんと結婚しはりました。

この2人が共演した、チャイコフスキーの1番のコンチェルトは絶品です。ロシア生まれやとゆう訳では無いと思いますが、スラブ系の作曲家のピアノ曲が得意だったようです。

上のアルバムで、氏が弾いてはるピアノの側面には、見慣れない横木が貼りつけてあるのですが、このピアノ、ホロヴィッツ氏の私物で、国内を旅行するときには、一緒に列車に載せて移動する時、足を外して縦置きにするのですが、側面に傷が付くのを防ぐために、横木が貼りつけてあるとのことが、

この本に書かれておりました。と云うわけで、ウラディミールの場合は、つい先日まで、このウラディミール・ホロヴィッツ氏のことやと思っていたのですが、最近では、困ったことに、ウラディミールと云えば、最初に、あのプーチンを思い起こしたりして・・・