値上げの秋

10月になって、食料品や公共料金の値上げが連日報道されていますが、そんな中、書籍の値上がりはあまり報道されていないやうな気が。実はつい先日、市内のM坂屋百貨店に入居してはるJュンク堂でこんなんを購入したのですが・・・

M・R・コワル女史の最新作です。ひと月も待てば図書館にも入庫すると思うのですが、それまで待てません!

1960年代のテクノロジーで、月やら火星を目指すお話です。それらの宇宙機に積まれているのは、なんと真空管を使った計算器だったりします!

そんなコワル女史の最新作ですが、問題はそのお値段です。

文庫本の上下2巻で、なんと3200円!もしますが、清水の舞台から飛び降りる思いでレジに持って行きました。文庫本と云えば、せいぜい数百円で買えた時代もあったのですが、最近ではフツーに1000円を超えています。 ちなみにこの前のシリーズの値段を調べると、2200円でした。一挙に1000円も高くなっています。

さらに、電子本が紙の本と同じ値段なのは納得できません。電子本、印刷代やら配送費が不要なので、半額でも充分やと思うのですが・・・まあ、本が売れなくて出版社にもいろんな事情があるとは思うのですけど。と云うわけで、このコワル女史の最新作、私はカード決済ぢゃなく、現金で購入しました。M坂屋のポイントに加え、Jュンク堂のポイントと、某ケータイ会社のポイントの三重取り!です。スズメの涙ほどですが・・・

コワル女史の最新作、これから読むのが愉しみです(^O^)