どこでもいそうな

4月から始まった、渋谷の某局が制作している朝ドラ、ウェブでも謂われているように、突っ込みどころ満載ですが、あと10日程で終了します。と云うわけで、毎朝愉しく拝見しているのですが、

一昨日の放送の中で、ヒロインの妹を演じてはる上白石萌歌嬢が、居酒屋で三線を弾きながら歌ってはるシーンがありました。上白石萌歌嬢、幼少期に美少女コンテストか何かで優勝しはったそうですが、当時はともかく、今ではどこにも居そうな、フツーの女の子やと思うのですが・・・

これがそのシーンなのですが、萌歌嬢の左後ろに見えているスピーカーに見覚えが。と云うわけでウェブを探すとこんなんがヒットしました。

松下電器が1975年ごろ発売した、SB-5000です。ご覧のようにウーファーとスコーカーが前後に配置されていて、エンクロージャーも別々です。なんでこんな設計になっているかと云うと、

上の記事にも書かれているように、ウーファーとスコーカーの位相差をフラットにしたいと云う考えに基づいて設計されたようです。ここまでせんでも、と私は思うのですが、意外にも耳の肥えたオーディオマニアには好評だったようで、シリーズ化されたようです。

朝ドラに登場したのはシリーズの末っ子、左のSB-5000です。上位機種のSB-7000、私も一時購入を考えた事があったのですが、置く部屋が無くて諦めた覚えが・・・
で、現在の私のスピーカーがこれ↓

ワンコのマークでお馴染みのVィクター社謹製の3ウェイ機に、春日無線社謹製のミニコンポのおまけのスピーカーを載せているのですが、なんとなく、朝ドラに登場したSB-5000を彷彿させるような気が・・・