技術の継承

先週、Aサヒの夕刊にこのやうな記事が、

60年前に出版された、小澤征爾氏のエッセイ集が紹介されています。私がこれを読んだのは、多分55年くらい前、某高専の学生やった頃やと思います。小澤征爾氏と云えば、日本人の指揮者として初めて世界に認められた人のひとりです。そう云えば、先月、受難週に氏のマーラーの2番を聴いたような気が。

氏がサイトウキネンオケを振ったライブ版でした。と云うわけで、氏のエッセイ集、また読みたくなりました。こんどJュンク堂へ行った時に買わなくては。

閑話休題、同じ日にウェブを徘徊していると、このやうな記事が。

ソニーから新しいスマートフォンが発売されるとの記事です。特筆すべきは内蔵されたカメラが3眼レフ!やと云うことです。まあ正確には2眼+1眼レフですけど。レンズの構成はこんなんです。

ワイドとウルトラワイドはレンズとセンサーが平行に配置されているのですが、望遠のズームレンズに対しては、センサーが直角に配置されています。光軸を90度曲げるために、プリズムミラーが使われているので、レフ機と云えると思うけど・・・

この屈曲系のズームレンズ、大昔ミノルタの薄型カメラに採用されたのが初めてやと思います。

ソニーのカメラ部門には、旧ミノルタのエンジニアもようさん居てると思うので、その技術が継承されているのかも・・・