読書週間も終わって

11月も今日を入れてあと3日、今週水曜日からもう12月です。先月の終わりから今月9日まで、今年の読書週間だったのですが、殆ど本を読まず、神戸や奈良に行ったり、TVスティックのおかげと云うか、せいで地上波以外でもSWサーガや、WOWOWのドラマを観まくっておりました(^_^*)  そんな中、何とか読んだのはこんなんです。

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綾辻行人氏の初期のミステリー、本流の『館』シリーズぢゃなく、傍流の『囁き』シリーズ全3巻です。昨年から今年にかけて、全面的に改稿されていて、私もこれを読みました。1970年代の作品と云うことで、ケータイが無かったり、PCの外部記録メディアがFDだったり時代を感じさせますが、結構愉しく読ませて頂きました(^O^)  次は本流の『館』シリーズを読まなくては。

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そして右がA・ホロヴィッツ氏の2015年に出版された旧作で、タイトルから解るように、ホームズ物のパスティーシュです。ホームズ物のパスティーシュは山ほど書かれていますが、ホロヴィッツ氏のパスティーシュは、コナン・ドイル財団の公認と云うか、お墨付きです。想像の斜め上を行く結末はホロヴィッツ氏の真骨頂です。

閑話休題、図書館からはこんなんも借りて来ました。

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左は原田マハ氏の2015年の作品の文庫化で、2018年に出版されたようです。実は今日、11月28日、WOWOWでこんなんが放映されます。

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高畑充希嬢が主演を張るドラマです。面白そうなので、観る前に読もうと、原作を借りて来ました。ドラマが始まるまで読み終えそうも無いので、ドラマは、読み終えてからオンデマンドで観るつもりです。右の作品はこれ、

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作者については何も存じ上げないのですが、ひょんな事でこの作品を知り、借りて来ました。本国で出版されたのが1949年、日本ではその70年後、2019年に発売されました。それも老舗のハヤカワぢゃ無く、竹書房からと云うところが、何となく胡散臭ささを感じさせます。それにしても惹句の『ワイドスクリーン・バロック』てなんやねん!