謎のマネキカケス

今月末、WOWOW でこんなんが放映されます。

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J・ローレンス嬢がヒロインを演じた、近未来の共和国と反乱軍の闘いを描いた作品です。実は、先月もWOWOW で放映され、私は初めて観たのですが、結構愉しめました。作中、革命のシンボルとして、マネキカケスと呼ばれる謎の鳥さんが登場します。

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私は吹き替え版で観たので、このマネキカケスって何やねん、と思っていたら、タイトルには Mokingjay と書かれています。Moking はおそらく Mokingbird やろと想像は付いたのですが、Jay がわかりません。と云うわけで調べてみると、カケスの事のようです。このMokingjay 、Mokingbird とカケスを掛け合わせた、架空の鳥さんのようです。因みに、Mokingbird とはこんなんです。

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どうやら日本には生息していないようです。が、一応和名は付けられていて、モノマネドリと、呼ばれています。ついでに、カケスはこんなんです。

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摂津峡で、3月に撮影しました。映画の中のマネキカケス、身体全体が青かったのですが、本当のカケスは、羽の一部が青いだけです。で、 Mokingbird と云えば、真っ先に思い出すのがこの作品です。

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H・リー女史が、1960年に出版した『To kill a Mokingbird』です。日本では、1964年に『アラバマ物語』のタイトルで、何故か、暮しの手帖社から発売されました。私は、暮しの手帖の連載で読んだ覚えが。のちに映画化され、今でも時々放映されていたりします。今回、WOWOWハンガー・ゲームおかげで、この本の事を想い出したりしました。