七里の道も・・・2

昨日から始まった4連休、私は何処にも出かけずに、ひたすら中山七里氏のミステリーを読み耽っています。で、最初に読んだ2冊(氏にしては)イマイチだったのですが、昨日読了した3冊目の、この作品には脱帽です(^O^)

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この岬 洋介がヒーローの一連の作品、これまでは『おやすみラフマニノフ』とか、作曲家の名が、タイトルに含まれていたのですが『合唱』と名付けられたこの作品は異質です。内容も音楽ミステリー、と云うより法廷ミステリーでした。で、法廷と云えば、氏の他の作品ではお馴染みの、あの弁護士も登場していたり『ヒポクラテスの・・』シリーズのヒロインも登場してはります。直接的には、昨年読んだ、このミステリーの続編なのですが、

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それ以外のシリーズの人物も、ようさん登場していて、氏の殆どの作品を読み続けている私にとっては、たまりません。この『合唱』と云うタイトル、最初は違和感があったのですが、読了した後では、そう云う事かと、納得しました。巻末には、シリーズの続編について、チラッと触れられていて、タイトルは仮題『おわかれはモーツァルト』との事で、ちゃんと作曲家の名が含まれています。今から愉しみです(^O^)

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そんな中、本日は、借りて来た、最後の一冊、これを読まなくては。