梅雨に備えて

6月も10日を迎えましたが、関西では、そろそろ梅雨入りとの事で、ならばと云うわけで、先日、図書館から数冊の本を仕込んで来ました。最初はこれ、

f:id:yujiro-1:20200610053816j:plain

SFマガジンの4月號です。昨年亡くなられた、眉村 卓氏の追悼が特集に組まれています。氏の『なぞの転校生』とか、筒井康隆氏の『時をかける少女』とか、私は中学生の頃、学研だか、旺文社の学習誌の連載で読んだ覚えが。で、この號、つらつらと眺めていたら、編集後記に、『アンドロメダストレイン』の続編が発売されるとの記事が! と云うわけで、速攻でウェブを検索すると、

f:id:yujiro-1:20200610054409j:plain

Jュンク堂のツイッターにこのやうな書き込みが。なんと、先月の26日に発売されているとの事。速攻で購入しようと思ったのですが、上下巻合わせて、4000円もします(^_^*) まあ例の定額給付金も入ってくるし、買えないことも無いのですが・・・ 2冊目はこれ、

f:id:yujiro-1:20200610054838j:plain

昨年のミステリー界を席巻した、A・ホロヴィッツ氏の傑作です。やうやく順番が廻って来ました。

f:id:yujiro-1:20200610055037j:plain

上巻と下巻で、視点がガラッと変わる構成もともかく、デティールにも相当なこだわりが見られます。文中、当時のイギリスでの、ベストセラー作家の名が列挙されているのですが、D・ブラウンや、C・カッスラーに並んで、M・クライトンの名も。ホロヴィッツ氏も『アンドロメダストレイン』読んではるみたいです。最後はこれ、

f:id:yujiro-1:20200610055854j:plain

作者の森谷裕二氏、私は全く存じ上げないのですが、今月配信された、某文芸誌で、このお方が、推薦してはりました。

f:id:yujiro-1:20200610060058j:plain

イヤミスの女王、湊かなえ氏です。と云うわけで、図書館に検索をかけたら、見つかったので、速攻で予約して、先日入手出来ました。が、同じページに載っていた、この本は見つかりませんでした(^_^*)

f:id:yujiro-1:20200610060542j:plain

宮内悠介氏、最近の国産SF作家の中で、私が最も注目している作家ですが、氏が趣味でプログラムをしてはるとは、ちょっと意外でした。当時、アップル社のプログラマーだった、S・ウォズニアック、この非力な『6502』を相手に、コンパクトで気の利いたコードを用いて、素敵なプラグラムを書いて『ウォズの魔法使い』と呼ばれておりました。ついでに書くと、私が最初に買ったマキントッシュは『6502』の発展系とも云える『68040』を積んでおりました。