先日、図書館から２冊の本を借りて来ました。最初はこれ、
なぜ、この本を借りて来たのかと云えば、先日の、朝日の科学欄の記事によると、
今年１３０年ぶりに、キログラムの定義が改められるとのことで、それに
プランク定数がどのように関わっているのか、その理由を知りたくて、です。
時間や、長さに関しては、すでに原子の振動数や、波長によって定義されていて、
質量だけが、キログラム原器と云う、プリミティブな基準に従っていたのを、
やうやく、物理定数を用いて定義するとのことで、私の乏しい理解によると、
物凄く精密な電子天秤で、重さを電磁力に変換するのですが、それには精緻な
プランク定数が必要になるらしいです(^_^;)
２冊目はこれ、
Ｐ・Ｋ・ディックの旧作です。先日、ＷＯＷＯＷで放映された、同名の映画の
リメイク版を観たのですが、旧作、と云うかオリジナル版と全く違っています。
支配者層と労働者層に二分された世界で、主人公が、支配者層に闘いを挑む、
と云うお話ですが、シュワちゃんが主演してした旧作では、火星が舞台だったと
思うのですが、新作には、火星の、かの字も出て来ません(^_^;)
と云うわけで、久しぶりに原作を読んでみたのですが、主人公、やはり火星に
行くシーンが描かれておりました。が、リメイク版の『トータル・リコール』、
なんとなく、映画版の『ブレイドランナー』の世界観が漂っているような気が。
借りてきた文庫本には『マイノリティー・リポート』も収録されていますが、
この作品、２００２年に映画化されていて、何と、新『トータル・リコール』で
主演している、Ｃ・ファレルが、Ｔ・クルーズと共演していたりしています。
