今年最初の2

図書館からは、こんなんを借りてきました。今年最初の借り本です(^o^)

最近ハマっている、楡 周平氏の新作です。読み始めたばかりですが、EVの
開発を巡る、企業小説のようです。かつては、ピカレスクロマンの書き手
だった楡氏ですが、最近は、この手の小説ばかり書いてはります。

T・クランシーにも、同じタイトルの作品がありますが、全くの別物です。

こちらは、クランシーお得意の、ハイテク軍事小説です。楡氏にも、こんなんを
書いて欲しいのですが・・・

2冊目はこの本、

キュブリックの映画を、音楽的観点から俯瞰した解説本のようです。
著者の明石政紀氏の名は、初めて知りました。

キュブリックの映画の中でも、とりわけ音楽的要素に満ちているのがこの2本やと、
思います。特に『2001年・・・』、昨日も、Eテレで、ウイーンフィルの
新年コンサートが再放送されていましたが、『美しき青きドナウ』、テレビでは
ドナウ川の空撮がバックに流れていましたが、私の頭の中では、シャトルが軌道上の
ドナツ型のステーションの周りで、ワルツを踊ってはりました(^_^;)

で、この本を、つらつらと眺めていたら、次の一文が。引用してみます。

『2001年・・・』は壮大な「食ってばかり映画」である。
なにしろこの映画では、のっけから猿人が生肉をがつがつ食い、月に向かう
旅客宇宙船でフロイド博士が宇宙機内食をストローでちゅうちゅう吸い(中略)
最後にスターゲイトを通過した老体ボーマンが、ひとりディナーをするのである。

ここにも、私と同じ意見の人が居はりました(^o^)

箸休めには、こんなんを、

ハヤカワから、2010年に出版されています。もしやと、帰宅して調べてみると
以前に借りておりました・・・(^_^;)