模倣犯ふたたび

先週来、連日、世間を騒がせているこの事件、

なんとも陰湿な、大量殺人事件なのですが、これが最初に報道された時、

私は真っ先に、この小説を思い起こしました。

宮部みゆき氏の作品です。分厚い単行本で全2巻、文庫本でも全5巻、と云う
氏を代表する大作です。今回の事件とは、動機も、ご遺体の処理の仕方も全く
違うのですが、殺人者の心情を、ある程度、理解できるような気がします。

で、この作品、15年前、森田芳光氏を監督に迎え、映画化されていて、
私も昨年、WOWOWで放映されたのを観たのですが、

この写真の下にも『クソ映画』と書かれている通り、目を覆いたくなる程の内容で、
ウェブでも、酷評の嵐です(^_^;)

これではあかんやろ、と云うわけで、昨年テレビ東京が一念発起して、ドラマ化し
昨年9月に、前編、後編と2週続けて放映されました。

ウェブの評判も上々で、まああのクソ映画と比べたら、そこそこの出来でも、
ある程度納得させられると思うのですが、なんと云うことでしょう・・・
私は、見逃してしまいました(^_^;)

と云うわけで、この年末にでも、テレビ大阪で再放送してくれないかな、
と願っていたら、

なんと云うことでしょう・・・某CATV局で、前編・後編、一挙放送されます!
と云うわけで、本日、夜7時半から、12時まで、録画予約を済ませました(^o^)

あの事件が発覚した直後に放映されるとは、これも何かの予感があったのかも、
と思うのは、私だけでせうか?