昨日、緊急事態宣言に加えて、近畿地方でも梅雨入り宣言が発令(?)されたようですが、そんな中、図書館から予約した本が入荷したとの入電があって、小雨の中、受け取りに行って来ました。最初はこれ、
T・チャン氏の短編集です。ハヤカワから毎年出版される某ムックの、昨年の海外SFベストテン、堂々の1位を獲得した作品集です。
と云うわけで、これから読むのが愉しみです。T・チャン氏と云えば、同じムックで、2003年のベスト1にも選ばれています。
これも短編集ですが、表題作の『あなたの人生の物語』映画化され、日本では『メッセージ』と云うタイトルで公開され、私は劇場で観そこねて、後日WOWOWで観て、その後原作を読んだのですが、珍しく、原作よりも映画のほうが良かったような気が・・・
帯にも書かれていますが、作中で描かれたヘプタボッドの表意文字、あれは映画ならではの表現やと思います。日本では『メッセージ』と名付けられたこの映画、本国のタイトルは『Arrival 』だったりします。私は日本語のタイトルの方が好きですが、町山智浩氏はどう思ってはるのか聞いてみたいと思うのですが、2冊目は、その町山氏のエッセイ集です。
昨年の9月に出版されたのですが、やうやく順番が廻って来ました。日本で最も有名な文学賞を選定している、某出版社の週刊誌の2019年8月から2020年7月までの連載を纏めたもので、私は某雑誌の低額、ぢゃなく定額読み放題サービスに加入しているので、殆ど読んでいるので、そんなに急いで読む必要もなかったし。ただ、見出しが日本語だけで書かれているのが残念な気が。
連載のタイトル、殆どが話題になった発言から引用されていて、勉強になりますよ。