元旦の夜の愉しみ

元旦の夜の愉しみは、人それぞれやと思いますが、私にとっては、ウィーンフィルニューイヤーコンサートです。

f:id:yujiro-1:20210103052638j:plain

が、今年はコロナ下とあって、全くの無観客で行われました。指揮はこの人、R・ムーティ氏です。某局も、例年ならウィーンにMCを派遣して、現地から解説が行なわれるのですが、今年は国内での解説でした。

f:id:yujiro-1:20210103053054j:plain

メンバーはこの方々です。左のリンダちゃんこと、林田アナは、芸大のピアノ科(?)の出身で、かつて『ブラタモリ』でアシスタントを務めてはった時、浜松の駅ピアノで、ドビュッシーの『月の光』かなんか弾いてはりました。

f:id:yujiro-1:20210103053526j:plain

前代未聞の無観客でのコンサートでしたが、事前に登録すれば、オンラインでの拍手が出来るとの事で、演奏が終わるたびに、

f:id:yujiro-1:20210103053737j:plain

オンラインの拍手と共に、登録された方々の写真が掲示され、

f:id:yujiro-1:20210103053836j:plain

左の下には、日本の女性の姿も。

f:id:yujiro-1:20210103053929j:plain

アンコールの前には、R・ムーティ氏が『音楽は希望や』と、スピーチしはりました。

f:id:yujiro-1:20210103054127j:plain

アンコールはお約束の、ブリュー・ダニューブと、ラデツキー行進曲です。ブリュー・ダニューブ、聴くたびに、映画『2001年・・・』の中で、今は亡きパン・アメリカンのオリオン號が、巨大な宇宙ステーションにドッキングするシーンが目の前に浮かびます。

f:id:yujiro-1:20210103054633j:plain

最後のラデツキー行進曲、観客の手拍子が無いまま演奏されましたが、テレヴィの前では、私も含めて、数百万の方々が、拍手を贈っておられたと思うのですが・・・

とまれ、来年こそ、満員の観客を入れてのコンサートが開かれるよう、願います。