厚さ、薄さも悲願まで

先日配信された、某週刊誌の書評に、宮内悠介氏の新作が紹介されていました。

f:id:yujiro-1:20200818051804p:plain

宮内氏と云えば、私もそこそこ気にしている作家で、その新作とあっては読まない訳にはいきません。速攻で図書館に予約を入れ、先日借りてきたのですが、

f:id:yujiro-1:20200818052125j:plain

その薄さ(内容では無く、物理的な)に当惑してしまいました。なんと138ページ、ベンチが置いてあるJュンク堂なら、立ち読み(?)も出来そうです。と云うわけで、先日読了した、真藤順丈氏の『宝島』と比べてみました。

f:id:yujiro-1:20200818052742j:plain

上から見ても、違いは明らかですが、横から見ると一目瞭然、

f:id:yujiro-1:20200818052915j:plain

厚さの違いは歴然です。『宝島』はなんと、541ページ、『黄色い夜』のほぼ4倍の厚さです。熱量も半端ではありませんでした。まあ、内容が良ければ、本の厚さはどうでも良いのですけど・・・ 図書館からは、こんなんも借りて来ました。

f:id:yujiro-1:20200818053408j:plain

上の方、ご存知、岩合光昭氏のニャンコの写真集です。下の『世界ネコ歩き』の続編です。

f:id:yujiro-1:20200818053559j:plain

この写真集、実は同名の写真展で購入したものです。

f:id:yujiro-1:20200818053702j:plain

と云うわけで、岩合氏の直筆のオートグラフ、署名が書かれています。我が家の家宝だったりします(^O^)