いつかは読もうと

先日配信された、某外資系(?)週刊誌がこのやうな特集を組んでおりました。

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ページを開くと、このやうな記事が、

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某誌の、昨年の海外SFの1位に選ばれた『三体』の著者、劉 慈欽氏が影響を受けた著書が紹介されていて、クラーク先生の作品が2冊!と、G・オーウェルの『1984年』が選ばれています。現在の中国と云えば『1984年』も斯くやと思われる程の監視社会で、中国在住の劉氏が、この作品を取り上げている事の意味を考えさせられます。氏の『三体』そのうち読まなくては。

別の国産週刊誌の書評にはこのやうな記事が、

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本国で1967年に出版され、日本では1983年に出版された、P・K・ディックの旧作が、新訳で発売されたとのことで、先日図書館に行ったとき、書架を覗いたら、しれっと置かれていたので借りて来ました。

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私は、大昔、旧訳で読んだ覚えがあって、確か、お尻から便を入れて、口から食物を吐き出すシーンが描かれていたような気が。それにしても、最近、P・K・ディックの原作になる映画でも、リメイクが盛んで『ブレイドランナー』や『トータルリコール』の新作、愉しませて頂きました。ついでにこんなんも借りて来ました。

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真藤順丈氏の、2018年の直木賞受賞作です。出版された当時、図書館に予約が殺到していたのですが、先日の図書館に行くと、フツーに書架に置かれていたので 借りて来ました。いつかは読まねば、と思っていたのですよ。タイトルの英訳『Treasure Island』やと思っていたのですが『Hero's Island』とのことです。