初夏の書架には2

昨日から7月、今年も残り半分になってしまいました。そんな中、図書館から数冊の本を仕込んで来ました。最初はこの本『アンドロメダストレイン』の続編です。

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アンドロメダ・エヴォリューション』と名付けられた、D・H・ウィルソン氏が、M・クライトン氏の遺族の意を受けて書かれた作品です。この本の出版を、私が最初に知ったのは、SFマガジンの4月號の編集後記でです。本国では、昨年、2019年11月、前作の発売から50周年と云うことで発売されたのですが、

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日本ではその半年後、5月に発売されたので、速攻で購入しようと思ったのですが、上下巻で4000円!と云うことで、ならばと、裏技を使って、図書館で1番に借りてみました。

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借りて来て、速攻で読了したのですが、内容は、この書評に書かれている通りです。ついでに書くと、JAXAの惑星探査機『はやぶさ』もチラッと登場しています。一読して、前作も読みたくなって、書架を探すとこんなんが見つかりました。

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前作のペーパーバックです。1976年に購入したようです。実はこの『アンドロメダストレイン』私が某高専の学生だった時、英語のテキストとして使われていたのですが、その後、全文を読んでみようと購入したものです。ページをめくると、最初にこのやうな警告が、

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と云うのは、この作品、極秘のミッションのレポートとして書かれていて、当時としては画期的な試みだったと思うのですが、今からみると稚拙な、PCのチャート等が掲載されたりして、ワクワクしながら読んだものです。因みに新作の最初のページにも

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やはり同じように警告が書かれているのですが、罰金が、2万ドルから、25万ドルに引き上げられています! 下部のマシン・スコアのチャート、今ならQRコードやろ、と思うのですけど・・・

閑話休題、箸休めにはこんなんを借りてみました。

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辛酸なめ子氏のエッセイです。これも某誌の書評をみて借りてみました。

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今日、これから某医院に行くのですが、診察までの待ち時間に読むつもりです。