或る作家の死

あまり意味が無かったやうな、緊急事態宣言、昨日、全国的に解除されたとの事で、一部の図書館では、書籍の閲覧も可能になったようですが、高槻の図書館では、未だに、予約図書の受け取りだけが可能です。そんな中、先週18日、こんなんを受け取って来ました。

f:id:yujiro-1:20200526054423j:plain

4月に発売されたばかりの、C・カッスラー氏の、日本での新作です。本国では、2012年に出版されています。図書館の新刊案内で見つけて、速攻で予約し、1番に借りられたようです(^O^)  3K新聞社系の、某写真週刊誌には、先月からこんなんが掲載されています。

f:id:yujiro-1:20200526055011j:plain

海洋冒険小説の第一人者、C・カッスラー氏の面目躍如と云った内容で、昨日、やうやく読了したのですが、解説を読んでいると、2月24日、氏が亡くなられた、との記述が! と云うわけで、速攻でウェブを検索すると、

f:id:yujiro-1:20200526055443j:plain

CNN にこのやうな記事が。が、日本のマスコミでは、殆ど報道されておらず、購読している、Aサヒ新聞にも載って無かったやうな気が。流石に、版元ではこんなんが、

f:id:yujiro-1:20200526055843j:plain

記事にもあるように、私も『タイタニック・・・』以来、本流のD・ピットシリーズの殆ど、傍流のシリーズも、半分くらいは読んでいたりします。前述の文庫本の解説によると、氏の未訳の作品が数冊あるようなので、まだ数年は、氏の作品が愉しめそうです。C・カッスラー氏のご冥福をお祈りします。