新型ヴァイラスの蔓延する中、やうやくと云うか、ついに出された緊急事態宣言を受けて、高槻の図書館も、本日から完全休館となってしまいまた(^_^*)
が、昨日までは無人のカウンターで、予約図書の貸出は可能だったので、昨日小雨の中、わざわざ図書館へ出かけて、こんなんを借りて来ました。
瀬名秀明氏の最新作です。短編集です。瀬名氏と云えば、先月、某局で放映された某番組の講師をしてはって、私も愉しく拝見、と云うか聴講させていただきました(^O^) 先日、Ｊュンク堂に行くと、
この番組のテキストと、クラーク先生の著書と並んで、氏のアンソロジーが、ちゃっかり置かれておりました。２冊目はこれ、
恩田 陸氏の最新作です。先月、予約を入れたのですが、思ったより早く借りられました(^O^) この作品には、２００１年に書かれた前作があって、
遅ればせながら、つい先月読んだばかりです。
実は、この書評を読んで、旧作のことを知り、両方同時に予約して、旧作を先に読んでいたのですが、１つ、気になる記述が。それは、旧作では、千葉のピザ屋の店長として登場していた人物が、新作では、上海の寿司屋の店長として登場するのですが、新旧の作品でも、配達用のバイクをバリバリに改造していて、これを、恩田氏は『ヴァージョンアップ』と書いてはりますが、ここは『チューンアップ』やないの、と思うのですけど・・・
閑話休題、先日、こんなんも借りていました。
楡 周平氏の、昨年の作品です。楡氏の『Ｃの福音』の一連のシリーズ、最初は文庫本で読んでいたのですが、最終巻は、文庫化を待てずに、単行本で読んだ覚えが。この作品を知ったのは、某週刊誌のこの記事のおかげです。
借りて来て、速攻で読了したのですが、楡氏も書かはった当時、ここまでのパンデミックは予想してはらへんかったんやろ、と思います。それにしても、日本政府と云うか、これまでの政権、問題を先送りするばかりで、若い方々の将来を思うと、暗澹たる気分に陥るのは、私だけやないと思います。是非、ご一読を。
