涼を求めて

連日、猛暑が続いていますが、そんな中、図書館からこんなんを借りてきました。
最初はこれ、

木皿 泉氏の新作です。

5月に、この書評をみて、速攻で図書館に予約を入れたのですが、
先日、やうやく順番が回ってきました。私の後ろに、まだ100人以上、
並んではります。記事中にはありませんが、この短編集、一昨年と、昨年、
NHKの新春ドラマとして放映された『富士ファミリー』のスピンオフ、
と云うか、前日談で、ドラマでは幽霊として登場していた、小泉今日子
演じていた、次女ナスミに関わる人々の日常が、淡々と描かれています。

このドラマ、プラズマテレビの内臓ぢゃなく、内蔵HDDに録画していたのですが、
プラズマテレビ本体がお亡くなりになり、観られなくなってしまいました(^_^;)
短編集読んだら、このドラマ、猛烈に観たくなりました。再放送してください、
NHKさま・・・

もう一冊はこれ、小松左京氏の、ニャンコに関するエッセイを纏めたものです。

2016年に出版されているのですが、実はこの本、ヤマザキマリ氏の著作を
検索していて、偶然、ヒットしました。ヤマザキマリ氏のあとがきが秀逸です。
中村紘子氏と開高 健氏との鼎談も掲載されていますが、中村紘子さんが居はるのに
容赦なく、相当ゲッスイ話もしてはるのが、小松左京氏らの真骨頂やと思います。

閑話休題、久しぶりに、CDも借りてきました。

富田 勲氏のベストアルバムです。連日の猛暑の中で、少しでも涼やかな音楽を
聴きたいと思って借りてきました。ここは、お約束の印象派の音楽、ラヴェルか、
ドビュッシー、それもピアノぢゃなく、シンセサイザーで、と云うわけで。

一番聴きたかったのは、8番めの『月の光』ですけど、11番めの
『シベリアのツングースカに・・・』とか何やねん、と思ったら
プロコフィエフの6番かい。聴くのが愉しみです(^o^)