わたしも話さないと

昨日は、お日柄もよく、阪急高槻市駅前の、某医大へ。

キャンパスの奥に、何やら、古びた建物があるのですが、これが何かと云えば、

W・M・ヴォーリズの設計になる、建物だったりします。建てられた当初は、
講堂だか教室として使われていたそうですが、今では、某医大の記念館となっていて

数年前に、内部が公開された時に、見に行った覚えが。

このキャンパスを抜け、道路の向かいの、看護学部のキャンパスへ向かいます。

昨日は、このキャンパスで、こんなんが行われていて、出席して来ました。
この医大の、献体登録者の総会です。入り口で、受け付けを済ませ、
こんなんを頂きました。

大昔は、某ホテルの宴会場で、食事付きで行われたこともあったのですが、
10年くらい前から、この医大を会場に開催されるようになりました(^_^;)

昨年は、29名のご遺体が、医学の進歩に貢献されたとのことでした。が、最近では
希望者が増えすぎて、献体制度の見直しも行われているようです。話を聞きながら、
私は、映画化もされた、昨年のノーベル文学賞の受賞作、K・イシグロ氏の
『わたしを離さないで』を思い出したりしました。

臓器移植のドナーとして生を受けた、少年・少女たちの日常を描いた秀作でしたが、
この子たちが歩むであろう、凄絶な人生を考えると、涙なしでは読めませんでした。

その後、住職の法話(?)に続いて、この大学の教授のわかりやすい講義が
行われるのですが、今年は、メタボに関するお話で、

昨年の健康診断で、メタボ予備軍と云われた身には、たいへん参考になりました。
今年の健康診断の前には、もう少し、ダイエットしなくては・・・