今年最初の・・・

昨日、寒風吹き荒ぶ中、駅前の某医大に行って来ました。今年最初の病院通いです。次週の診察に備えての採血です。9時前に家を出たのですが、検査室の前には、思ったよりようさんの人が。順番が回って来るまで30分ほど、こんなんを読んでおりました。

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小林泰三氏の短編集です。2008年に出版され、2010年に文庫化されました。昨日も紹介した、下の大森氏の書評を読んで、速攻でJュンク堂で購入しました。表紙のイラスト、セーラー・マーキュリーを彷彿とさせます(^O^)

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まだ、半分しか読んでないのですが、初期の短編集、いささか生硬で読みにくかったのですが、これはだいぶ読みやすく感じました。病院で会計を済ませ、その足で図書館へ行って、こんなんを借りて来ました。

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昨年8月に出版されているので、おそらく小林氏の遺作やと思われます。心して、読ませて頂きます。箸休みには、こんなんを借りてみました。

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何故かE社から出版されているのですが、結構最新の探査機が紹介されていて、いつまでも見飽きません。

人工知能って・・・

A・I と云う言葉を世に知らしめたのは、たぶんこの映画やと思います。

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S・スピルバーグ氏が、2001年に公開したこの映画、H・オスメント君の無機質な演技で話題になりましたが、何よりもその『A・I』と云う呼称は、その後頻繁に使用されるようになりましたが、問題はその日本語訳です。

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昨年、某紙のデヂタル版にこのやうな記事が掲載されました。この記事の中でも、A・Iは『人工知能』と訳されていますが、厳密には『人工知性』と訳すべきや、と思います。『人工知能』は、Artificial Brain の訳やと思うのですが。で、ウェブで『人工知性』で検索をかけても、こんなんしかヒットしません。

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が、先日、某氏の短編を読んでいると、このやうな記述が目に留まりました。

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この作品、小林泰三(こばやしやすみ)氏の『キャッシュ』と云うタイトルで、この短編集に収録されています。

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2002年に出版されたこの書籍、最初に紹介した、S・スピルバーグ氏の『A・I』とほぼ同時期に出版されています。氏は、昨年の11月に58才の若さで亡くなられたのですが、昨今の『人工知能』と云う、誤った訳語をどのように思ってはったか、聞いてみたかったような気が・・・

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小林氏の先見性については、大森氏も上の書評の中で述べてはります。と云うわけで、小林氏の他の作品も読んでみたくなりました。速攻で図書館に予約を入れたのは、云うまでもありません。

ひとみに合わせて・・・

先日、ベランダから下を見降ろすと、ニシキギメジロが身を潜めています。ヒヨドリが近くに来ているのかも。

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その後、ヒヨドリの気配がしなくなったらしく、ミカンを突つきに来はりました。

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が、あらかたヒヨドリが食べてしまって、実は殆ど残っていないのですが、

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僅かに残った実を、必死に突ついてはります。が、残念ながらすぐに食べ終えてしまいました(^_^*)  新しいミカンをセットしなくては。

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が、その前に、少しアップで撮ってみました。さらに瞳にピントを合わせたみたのですが、

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手前にピントが合ってしまいました。やはり、お散歩カメラのAFには荷が重すぎたようです。O社の最新機には、鳥さん用の瞳AFが搭載されているので、ニコンさんも頑張って、お散歩カメラにも搭載してください。

2021年、最初の探鳥3

摂津峡に着いて、早々にカワちゃんに逢えたので、気分良く林に向かいましたが、何処にも鳥さんの姿は無く、諦めて渓流に向かって歩いていると、藪の中に鳥影が、

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カメラを向けると、アオジのようです。が、このままでは見にくいので、困ったなと思っていたら、願いが通じたのか、

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ススキの穂に留まってくれました(^O^)

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今年最初のアオジです。が、他の鳥さんの姿は無く、渓流に向かうと、

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遠くの枝に、この日2度目のカワセミが留まっています。

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下のクチバシが黒いので、男の子、カワセミ君です。

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ちょっと、目が合ったような気が。が、ここにも他の鳥さんの姿は無く、諦めて、渓流を後にしました。

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帰り道に沿って、BBQ場があるのですが、季節がら閉鎖されています。

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小屋の中にも、子ヤギの姿はありません。春になったら、元気な姿を見てみたいと思いつつ、帰路に着きました。

2021年、最初の探鳥2

摂津峡に着いて、駐輪場に流星號を置いて対岸を見ると、何やら鳥影が、

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このオレンヂのお腹はカワセミかも、と思いましたが、

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アップしてみると、ジョビ君、ジョウビタキの男の子でした。が、数分後、同じ枝にまたもや鳥影が

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カメラを向けると、今度こそカワセミです。今年最初のカワセミです(^O^)

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よく見ると、下のクチバシが赤いので、女の子のカワセミ、カワちゃんです。が、バックがごちゃごちゃしていて、写真としてはイマイチです(^_^*)

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が、すぐに飛び立って、上流に向かいました。で、橋の上から上流を眺めていると、

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遠くの枝に留まってはります。こっちの方がバックがスッキリとしています。

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と云うわけで、摂津峡に着いて、早々にカワちゃんに出逢えたので、気分良く林に向かいましたが続きはまた明日。

2021年、最初の探鳥

年が開けて2日間、家から1歩も出ずに、本を読んだり、ヴィデオを観たりしていたのですが、これではあかんやろと、昨日流星號に乗って、摂津峡へ行って来ました。今年最初の探鳥です。運が良ければカワセミに逢えるかも。

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芥川に沿って走っていると、久しぶりのオオバンが、川を泳いでいます。そしてその上には

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ジョビちゃんが電線に留まっています。ジョウビタキの女の子です。

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今年最初のジョビちゃんです。と云うわけで、気分良く川に沿って走っていると、川の中にはこんなんが

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カルガモの一族が集団で泳いでいたり、

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コサギカルガモが、仲良く食餌をしてはります。そしてその上にはこんなんが

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いつもは、川の中に居てるカワウですが、何故か電柱のてっぺんに留まっています。さらに川の中にはこんなんも

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我が家にも、時々来はるヒヨドリです。

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摂津峡に着くまでに、思ったよりようさんの鳥さんが撮れました(^O^)  と云うわけで気分良く、摂津峡にとうちゃこ。続きはまた明日。

元旦の夜の愉しみ

元旦の夜の愉しみは、人それぞれやと思いますが、私にとっては、ウィーンフィルニューイヤーコンサートです。

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が、今年はコロナ下とあって、全くの無観客で行われました。指揮はこの人、R・ムーティ氏です。某局も、例年ならウィーンにMCを派遣して、現地から解説が行なわれるのですが、今年は国内での解説でした。

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メンバーはこの方々です。左のリンダちゃんこと、林田アナは、芸大のピアノ科(?)の出身で、かつて『ブラタモリ』でアシスタントを務めてはった時、浜松の駅ピアノで、ドビュッシーの『月の光』かなんか弾いてはりました。

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前代未聞の無観客でのコンサートでしたが、事前に登録すれば、オンラインでの拍手が出来るとの事で、演奏が終わるたびに、

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オンラインの拍手と共に、登録された方々の写真が掲示され、

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左の下には、日本の女性の姿も。

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アンコールの前には、R・ムーティ氏が『音楽は希望や』と、スピーチしはりました。

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アンコールはお約束の、ブリュー・ダニューブと、ラデツキー行進曲です。ブリュー・ダニューブ、聴くたびに、映画『2001年・・・』の中で、今は亡きパン・アメリカンのオリオン號が、巨大な宇宙ステーションにドッキングするシーンが目の前に浮かびます。

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最後のラデツキー行進曲、観客の手拍子が無いまま演奏されましたが、テレヴィの前では、私も含めて、数百万の方々が、拍手を贈っておられたと思うのですが・・・

とまれ、来年こそ、満員の観客を入れてのコンサートが開かれるよう、願います。